1200年の時を経て、空海密教の神髄を伝える
国宝・高雄曼荼羅 修理後初公開!!

国宝 両界曼荼羅(高雄曼荼羅)のうち金剛界・胎蔵界
国宝 両界曼荼羅(高雄曼荼羅)のうち金剛界・胎蔵界

国宝 両界曼荼羅(高雄曼荼羅)のうち金剛界・胎蔵界
平安時代(9世紀) 京都・神護寺 ※展示替えあり(展示期間未定)

空海が制作に関わった現存唯一の両界曼荼羅

赤紫色の綾地に金銀泥で画かれた現存最古の両界曼荼羅で、高雄山神護寺に伝わることから「高雄曼荼羅」の名で広く知られている。空海が中国・唐で師匠の恵果から授けられた曼荼羅の図様をもとに、淳和天皇の御願により天長年間(824~833)に描かれたと考えられており、空海自身が直接制作に関わった現存唯一の両界曼荼羅として比類なき価値をもつ。花鳥円文をあしらう綾地の巨大な画面に、金銀の流麗な線描で描き出される諸尊の端正な尊容が浮かび上がる様は、まさに日本仏教絵画史上の最高傑作と呼ぶにふさわしい。


1793年、光格天皇の勅願で行なわれた修理以来約230年ぶりに、2016年から6年間にわたって行われた修理事業後、本展は初めての一般公開の機会となる。

展示構成

準備中

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