本展のみどころ

  • 空海密教の実像に迫る!
    今なお人々の心に救いや生きる道の示唆を与えてくれる空海の伝えた密教を、残された史料で読み解きます。
  • 空海自ら制作を指揮した「高雄曼荼羅」修理後初公開!
    現存最古の両界曼荼羅で、空海が思い描いた密教の世界観を伝え、日本の曼荼羅の原点でもある「高雄曼荼羅」を修理後初めて展示します。※展示替えあり
  • マンダラ世界を立体で再現!
    国宝 五智如来坐像(京都・安祥寺)や重要文化財 大日如来坐像(和歌山・金剛峯寺)、重要文化財 不動明王坐像(和歌山・正智院)、両界曼荼羅など、密教の尊像がぐるりと囲むダイナミックな展示空間で、マンダラの世界を体感できます。
  • 「唐以前」の密教の源流を紹介!
    海と陸のシルクロードを経てインドから中国・唐、そして日本へと伝わる密教の伝播を解説します。
  • 国宝約30件、重要文化財約60件、密教の名宝を存分に展示!

弘法大師・空海(774~835)

弘法大師坐像(萬日大師)

弘法大師坐像(萬日大師)
室町~桃山時代(16~17世紀) 和歌山・金剛峯寺

讃岐国に生まれる。親族に勉学の道を勧められるも、仏道に進むことを決意。延暦23年(804)遣唐使の一員として入唐し、恵果より体系的な密教を伝授される。滞在期間を大幅に短縮して帰国。密教による人々の救済と護国を目指す。体系的な密教、護国修法などが天皇や朝廷に高く評価された。密教への理解を広げるため、多数の著作を執筆し、日本の真言密教を確立した。承和2年(835)高野山にて入定。

宝亀5年(774)

 

讃岐国(現在の香川県)に生まれる

延暦7年(788)

15歳

上京し、叔父の阿刀大足(あとのおおたり)に文書の習読を学ぶ

延暦10年(791)

18歳

大学で学ぶ

延暦16年(797)

24歳

聾瞽指帰(ろうこしいき)を執筆し、仏教の素晴らしさを述べる

延暦23年(804)

31歳

得度して正式な僧となり、遣唐使船に乗って入唐する

延暦24年(805)

32歳

恵果に師事し、胎蔵界・金剛界の伝法灌頂を受ける

恵果死去

大同元年(806)

33歳

滞在期間を短縮し唐より帰国

大同4年(809)

36歳

高雄山寺(神護寺)を拠点とする

弘仁3年(812)

39歳

高雄山寺で金剛界・胎蔵界の結縁灌頂を行う

弘仁7年(816)

43歳

道場建立の地として高野山を賜る

天長元年(824)

51歳

東寺造営の責任者に任じられる

承和元年(834)

61歳

護国修法、後七日御修法の実施を願い出る

承和2年(835)

62歳

高野山にて入定する

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